
働き方の多様化や人材確保の競争が激化する中で、企業には給与や制度だけでなく、従業員の生活全体を支える福利厚生の充実が求められています。特に、余暇の充実やリフレッシュ機会の提供といった観点から、宿泊・レジャーなどを活用した福利厚生への関心が高まっています。こうした中で注目されているのが、幅広い優待サービスをまとめて利用できる福利厚生代行サービスです。
本記事では、入会金不要でサービスを利用できる『ライフサポート倶楽部』を中心に、類似サービスとも比較しながら、メリット・デメリットについて解説します。福利厚生の見直しや導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事の内容は執筆時のリサーチによるものです。閲覧いただいた時点で各サービス内容が変化している場合もございます。料金やプランなどの詳細については各サービス窓口へお問い合わせください。イメージ画像は各サービス・運営会社さまの公式サイトより。
- ライフサポート倶楽部とは
- おすすめの類似サービス比較表
- 豊富なプランから選べる『ベネフィット・ステーション』
- 提携サービスが多く利用しやすい『リロクラブ』
- 従業員との関係構築にも役立つ『Perk』
- 利用しやすい設計『freee福利厚生 ベネフィットサービス』
- 多様な働き方をサポート『リゾートワークス』
- ライフサポート倶楽部の主なメリット
- 幅広いジャンルを網羅した総合型の福利厚生
- 宿泊・レジャー優待が充実しており満足度につながりやすい
- 低コストかつ手間を抑えて導入・運用できる
- ライフサポート倶楽部のデメリット・注意点
- 従業員によって利用率に差が出やすい
- メニューが豊富で活用されないまま埋もれる可能性がある
- 導入には一定の条件がある
ライフサポート倶楽部とは

『ライフサポート倶楽部』は、リソルライフサポート株式会社が提供する法人向けの福利厚生代行サービスです。宿泊・レジャー・グルメ・育児・介護・自己啓発など、17,000以上の宿泊施設と、2,000種類以上の生活関連サービスメニューを会員優待価格で利用できます。従業員は豊富なメニューの中から、自身のライフスタイルやニーズに応じて自由にサービスを選択できるため、地域や年齢による利用格差が生まれにくい点も特徴です。また、従業員本人だけでなく家族も利用できるため、ワークライフバランスの向上や従業員満足度の向上にもつながりやすくなっています。
入会金は不要で、利用できる項目が異なる3つの料金プランから選択できます。また、オプションとしてポイントを付与できるカフェテリアプランも用意されているため、企業側のカスタマイズにも対応。比較的低コストかつ手間をかけずに福利厚生制度を充実させられるのも魅力です。
おすすめの類似サービス比較表
豊富なプランから選べる『ベネフィット・ステーション』

【ライフサポート倶楽部との類似点】社員がさまざまなサービスから自由に選べる/店舗提供サービスの割引利用が主軸/社員の家族も利用できる/カフェテリアプランがある
【ライフサポート倶楽部との相違点】社員用アプリがある/オプションプランが充実している/初期費用がかかる
【こんな企業におすすめ】従業員満足度を向上させたい/担当者の管理・運営負担を減らしたい/複数拠点に導入したい/安心できる大手サービスを利用したい
『ベネフィット・ステーション』は、ベネフィット・ワンが提供する法人向け福利厚生サービスです。宿泊・レジャー・グルメ・育児・自己啓発など幅広いメニューを会員優待価格で利用でき、従業員の多様なニーズに対応できる総合型サービスとして18,000を超える団体に導入されています(2025年4月時点)。特に目的に合わせて選べるプランの豊富さが特徴で、従業員が自分に合った福利厚生を見つけやすい点が強みです。さらに、Netflix見放題のプランなどエンタメ領域の福利厚生も拡充しており、満足度向上や定着率改善にも寄与します。
【詳しくはこちら】ベネフィット・ステーション (Benefit Station)とは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
提携サービスが多く利用しやすい『リロクラブ』

【ライフサポート倶楽部との類似点】社員がさまざまなサービスから自由に選べる/店舗提供サービスの割引利用が主軸/社員の家族も利用できる/カフェテリアプランがある
【ライフサポート倶楽部との相違点】社員用アプリがある/オプションプランが充実している/内定者専用プランがある/初期費用がかかる
【こんな企業におすすめ】従業員満足度を向上させたい/担当者の管理・運営負担を減らしたい/複数拠点に導入したい/安心できる大手サービスを利用したい
『福利厚生倶楽部』は、リロクラブが提供する法人向け福利厚生サービスです。宿泊・レジャー・グルメ・育児・介護など幅広い優待を会員価格で利用できる総合型サービスで、全国の宿泊施設や日常生活に役立つサービスをバランスよく網羅しています。特に特徴的なのは、360万種類以上という提携サービスの豊富さと利用しやすいアプリが用意されていることで、多くの従業員が利用できる・利用しやすい福利厚生である点です。日常的に使われやすい福利厚生として定着しやすいのも強みといえます。
【詳しくはこちら】リロクラブとは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
従業員との関係構築にも役立つ『Perk』

【ライフサポート倶楽部との類似点】社員がさまざまなサービスから自由に選べる/店舗提供サービスの割引利用が主軸
【ライフサポート倶楽部との相違点】社員用アプリがある/メッセージ付きでポイントをプレゼントできる
【こんな企業におすすめ】従業員満足度を向上させたい/担当者の管理・運営負担を減らしたい/複数拠点に導入したい/カジュアルにポイントギフトを贈りたい
『Perk』は、ウォンテッドリーが提供する福利厚生サービスで、飲食店やサブスクリプションサービス、スキルアップ支援など、日常生活に密着した優待を中心に構成されています。6万件以上の特典が用意されており、企業から従業員に好きなタイミングでPerkポイントを付与することが可能。さらにメッセージを添えて贈ることができるため、誕生日やお祝い、イベントなどで活用すれば、従業員との関係構築にも役立ちます。専用アプリがあり、特典を利用しやすい設計のため、利用率の向上につながりやすいのも魅力です。
【詳しくはこちら】Perk (パーク)とは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
利用しやすい設計『freee福利厚生 ベネフィットサービス』

【ライフサポート倶楽部との類似点】社員がさまざまなサービスから自由に選べる/店舗提供サービスの割引利用が主軸/社員の家族も利用できる/初期費用がかからない
【ライフサポート倶楽部との相違点】社員用アプリがある/マップで利用可能な店舗を探せる/LINEで家族を招待できる
【こんな企業におすすめ】従業員満足度を向上させたい/担当者の管理・運営負担を減らしたい/複数拠点に導入したい/従業員のライフサポートに役立てたい
『freee福利厚生 ベネフィットサービス』は、バックオフィスをサポートするクラウドツールを提供するフリー株式会社の福利厚生サービスです。飲食店やレジャー施設、ライフスタイル関連施設など、日常的に利用しやすいサービスを中心に10万店舗以上の優待が用意されています。専用アプリやマップ検索、ギフトの通知など、メニュー以外にも利用のしやすいサービス設計になっているのも魅力。さらに、LINEで家族を招待することができ、招待された家族は自身の携帯から優待を利用できるため、従業員満足度の向上につながりやすいのも嬉しいポイントです。
多様な働き方をサポート『リゾートワークス』

【ライフサポート倶楽部との類似点】宿泊施設を優待価格で利用可能/社員の家族も利用できる
【ライフサポート倶楽部との相違点】宿泊施設に特化した優待サービス
【こんな企業におすすめ】従業員満足度を向上させたい/複数拠点に導入したい/多様な働き方を推進したい/従業員のプライベートを充実させたい/出張や合宿に役立てたい
『リゾートワークス (Resort Worx)』は、沖縄に拠点をもつ株式会社リゾートワークスが提供する法人向け宿泊・ワーケーション支援サービスです。全国のリゾート施設や宿泊施設を優待価格で利用でき、テレワークやワーケーションと組み合わせた新しい働き方を後押しします。掲載施設は400施設以上で、多くの施設が30〜80%割引で利用できます。2親等以内の親族であれば利用できるため、従業員の家族も含めて満足してもらえる福利厚生である点も魅力。近年の働き方改革の流れとも相性がよく、導入企業が増えている注目サービスの一つです。
【詳しくはこちら】Resort Worx (リゾートワークス)とは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
ライフサポート倶楽部の主なメリット
幅広いジャンルを網羅した総合型の福利厚生
『ライフサポート倶楽部』は、宿泊・レジャー・グルメ・育児・介護・自己啓発など、従業員のライフステージに応じた多様なサービスを利用できる総合型福利厚生です。特定の領域に偏らず、日常から非日常まで幅広くカバーできるため、単身者・子育て世帯・シニア層まで、従業員ごとのニーズの違いにも対応しやすいのが特徴です。
宿泊・レジャー優待が充実しており満足度につながりやすい
全国の宿泊施設やレジャー施設と提携しており、会員優待価格で利用できる点は大きな魅力です。旅行やお出かけといった体験型の福利厚生は満足度に直結しやすく、従業員だけでなく家族にも価値が伝わりやすい特徴があります。特に宿泊優待は利用単価が高いため、割引の実感を得やすく、「福利厚生が充実している」と感じてもらいやすいカテゴリーです。
低コストかつ手間を抑えて導入・運用できる
福利厚生アウトソーシングサービスである『ライフサポート倶楽部』を導入すれば、自社で制度設計や提携先開拓を行わずに、福利厚生を充実させることができます。導入後の運用もシンプルで、専用サイトやサポート体制が整っているため、担当者の負担を抑えながら継続的に活用できるのが特徴です。また、初期費用がかからず、段階的に料金プランが用意されているため、初めて福利厚生を整備する企業でも導入しやすい点もメリットといえます。
ライフサポート倶楽部のデメリット・注意点
従業員によって利用率に差が出やすい
『ライフサポート倶楽部』は幅広いメニューを提供している一方で、従業員のライフスタイルによって利用頻度に差が出やすい点には注意が必要です。たとえば、宿泊やレジャーは利用機会が限られるため、日常的に使う人とほとんど使わない人が分かれやすい傾向があります。その結果、「一部の従業員しか使っていない」という状況になり、費用対効果が見えづらくなるケースもあります。導入後は利用促進の工夫や周知が重要です。
メニューが豊富で活用されないまま埋もれる可能性がある
総合型福利厚生の特性上、提供メニューが多岐にわたるため、従業員がすべてを把握しきれず、結果的に一部しか活用されない可能性があります。特に導入初期は「何が使えるのか分からない」という状態になりやすく、せっかくの制度が活かされないことも。専用サイトの活用促進や定期的な情報発信、利用事例の共有など、企業側からの働きかけに工夫が求められます。
導入には一定の条件がある
『ライフサポート倶楽部』は、従業員数100名以上の企業を対象としたサービスとなっており、小規模企業やスタートアップにとっては導入ハードルが高い場合があります。福利厚生代行サービスの特性上、一定の利用規模を前提に設計されているため、人数が少ない企業ではコストに見合った効果を実感しにくい可能性もあります。そのため、自社の従業員規模や予算、ニーズに合った福利厚生サービスであるかどうかを検討することも重要です。

執筆者 snaq.me magazine編集部
からだにやさしい無添加おやつの法人向け置き菓子サービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』が運営する、福利厚生専門よみものメディア『snaq.me magazine (スナックミーマガジン)』の編集部です。組織運営に役立つ情報をさまざまに発信していきます。
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