
忙しい業務の合間に、従業員がしっかりリフレッシュできる環境を整えたい、と考える企業も多いのではないでしょうか。近隣に飲食店やコンビニが少ない職場では、従業員が気軽に食事や間食をとる機会を確保することが難しく、生産性や満足度にも影響が出てしまうことがあります。こうした課題を解決する手段として注目されているのが、オフィス内に手軽に設置できる無人型売店「オフィスコンビニ」です。
今回は、初期費用無料で気軽に導入できる置き型サービス『スマートマルシェ』を軸に、近しい特徴を持つ法人向けの無人売店サービスを各社紹介します。電源不要で手軽に食品やドリンクを取り扱える『snaq.me office (スナックミーオフィス)』をはじめ、各社の特徴を見比べていきましょう。
※本記事の内容は執筆時のリサーチによるものです。閲覧いただいた時点で各サービス内容が変化している場合もございます。料金やプランなどの詳細については各サービス窓口へお問い合わせください。イメージ画像は各サービス・運営会社さまの公式サイトより。
スマートマルシェとは

『スマートマルシェ』は、エムピーアイ株式会社が提供する置き型の無人売店サービスです。オフィスや工場、医療施設、教育機関などの共用スペースに専用什器を設置するだけで、いつでも食品や飲料を購入できる環境を整えられます。従業員は、セルフレジで商品のバーコードを読み取り、電子マネー・コード決済で購入が可能です。ラインナップには、弁当・おにぎり・サンドイッチ・飲料・デザートなどが揃い、コンビニ感覚で幅広いニーズに対応しています。
また、サービス導入にかかる初期費用は無料のため、気軽にスタートできるのも大きな魅力です。対応エリアは全国で、商品補充やメンテナンスもスマートマルシェ側が担当するため、導入企業にとって手間なく継続的に利用できます。業務の合間にちょっとしたリフレッシュや栄養補給ができる福利厚生として、導入実績は1,000ヶ所以上にのぼります。特に、コンビニが近くにないロケーションや、夜間勤務のある職場環境では高い利便性を発揮する福利厚生サービスです。
おすすめの類似サービス比較表
健康志向のスナックが魅力『スナックミーオフィス』

【 スマートマルシェとの類似点】設置型の無人売店/キャッシュレス決済対応/全国導入可能/初期費用不要
【 スマートマルシェとの相違点】冷蔵不要の常温商品が中心/健康に配慮したオリジナル商品を扱う
【こんな企業におすすめ】健康経営に力を入れたい/従業員のコミュニケーションを促進したい/飽きのこない豊富な商品を提供したい/省スペースで始めたい/食品を常温で管理したい
株式会社スナックミーが提供する『スナックミーオフィス』は、オフィスに専用ボックスを設置するだけで始められる社食サービスです。管理栄養士監修のおやつをはじめ、ドライフルーツやプロテインバー、そうざい、ドリンクなど、自然素材を活かしたヘルシーな食品を取り揃えており、従業員の健康意識や満足度向上に寄与します。冷蔵設備が不要で設置ハードルが低く、業種や立地にかかわらず導入しやすいのが特徴です。福利厚生の一環として社員に喜ばれるのはもちろん、ウェルビーイング経営を実現する手段としても注目されています。

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豊富なラインナップが強み『オフめし』

【 スマートマルシェとの類似点】設置型の無人売店/キャッシュレス決済対応/全国導入可能
【 スマートマルシェとの相違点】入会金・月会費がかかる/商品数は800種類以上と豊富/冷凍・冷蔵・常温品を幅広く取り扱う/会員向けの健康サポートや特典あり
【こんな企業におすすめ】幅広い食のニーズに対応したい/冷凍弁当や長期保存食を活用したい
『オフめし』は、心幸ホールディングスが提供する置き社食サービスで、オフィスにミニコンビニのような売店スペースを作ることができます。取り扱い商品は800種類以上と非常に多彩で、冷凍弁当や冷蔵総菜、カップ麺やパンなど、あらゆる食のニーズに応えられるラインナップが魅力です。導入にかかる費用は、入会金2万円・月額6,000円(税抜)が目安となっており、商品は卸売価格で設定されているため、企業側の負担を抑えられる点も嬉しい特徴です 。さらに、会員向けには「オフめし倶楽部」として、食支援宅配や健康チェック、イベント出展などの特典も提供されています。
【詳しくはこちら】オフめし (OFFMESHI)とは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
気軽に始められる冷蔵型オフィスコンビニ『TUKTUK』

【 スマートマルシェとの類似点】設置型の無人売店/キャッシュレス決済対応/全国導入可能/初期費用不要/冷蔵型の専用什器を使用/設置後の運営を任せられる
【 スマートマルシェとの相違点】専用アプリで購入・クーポン配布も可能/プランにより品揃えや価格に差がある
【こんな企業におすすめ】冷蔵食品を取り入れたい/従業員の食事の満足度を上げたい
『TUKTUK』は株式会社Relicが提供する、冷蔵型の無人オフィスコンビニサービスです。専用冷蔵什器「TUKTUKスタンド」を共用スペースに設置するだけで、すぐにサービスをスタートできます。購入はアプリを使ったキャッシュレス決済に対応しており、二次元コードを読み取って商品を選ぶだけというシンプルな運用が魅力です。プランは【ライト】【ベーシック】【プレミアム】の3種類から選べ、上位プランになるほど品揃えや割引率が充実。おにぎり・惣菜・ヨーグルト・スイーツなど、コンビニ同等のラインナップを冷蔵保存で提供できるため、食事・間食・リフレッシュまで幅広くサポートします。セキュリティにも配慮されており、共用スペースの衛生管理や管理体制を整えやすい点も安心です。
【詳しくはこちら】TUKTUKとは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
コミュニケーションを活性化する無人売店『POP GARDEN』

【 スマートマルシェとの類似点】設置型の無人売店/キャッシュレス決済対応/初期費用不要/設置後の運営を任せられる
【 スマートマルシェとの相違点】季節やイベントに応じたプロモーションあり/什器のデザインをカスタマイズ可能
【こんな企業におすすめ】従業員のコミュニケーションを促進したい/飽きのこない豊富な商品を提供したい/オフィス空間の雰囲気にもこだわりたい
『POP GARDEN』 は、オフィスなどに豊富な商品と心地よい空間を提供する、設置型のキャッシュレス無人売店です。什器は木製または紙製で設置環境に合わせてデザイン可能。商品はコカ・コーラ製品をはじめ、チョコレートやスナック菓子、カップ麺、レトルト食品など、約250種類もの幅広いラインナップを揃えています。健康志向の商品や、季節にぴったりのプロモーション商品もあり、社員にとって日常の楽しみのひとつになります。二次元コードやクレジットカードで支払える完全キャッシュレス設計で、運営は基本的にコカ・コーラ側が担当してくれるため、導入も運用も手間が少ない点が魅力です。
出張販売やイベントにも対応『おかしマート』

【 スマートマルシェとの類似点】設置型の無人売店/キャッシュレス決済対応/初期費用不要/定期配送や補充対応あり
【 スマートマルシェとの相違点】商品は複数メーカーによる豊富なバラエティ/出張販売会の開催やイベント運営まで対応可能/対象エリアは東京23区と神奈川東部が中心
【こんな企業におすすめ】手間をかけずに置き菓子を導入したい/記念行事や社内イベントでも活用したい
『おかしマート』は、昭和50年創業の森忠商事が提供するオフィス向け福利厚生型置き菓子サービスです。複数メーカーから厳選されたお菓子や飲料を、企業のスペースに合わせてカスタマイズされたセットで提供。初期費用や運営コストは無料で、専門スタッフによる商品の補充も行われるため、企業側の負担が少ない点が魅力です。さらに、社内の設置型サービスに加えて、出張お菓子販売会やイベント企画への対応も可能で、社員のモチベーション向上やコミュニケーション促進にも役立ちます。東京都内および神奈川県東部を中心に展開しています。
【詳しくはこちら】おかしマートとは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
スマートマルシェの主なメリット
企業負担ゼロで導入できる
『スマートマルシェ』は、導入時の初期費用や月額費用が一切かからない、非常に導入ハードルの低い無人売店サービスです。必要なのは専用什器の設置だけで、面倒な契約手続きや特別な工事なども不要。中小企業から大規模オフィスまで規模を問わず導入しやすく、費用対効果の高い福利厚生として注目されています。コストをかけずに従業員の満足度向上を図れるため、他の施策と比べても導入のしやすさが際立ちます。
二次元コードから商品リクエストが可能
『スマートマルシェ』では、冷蔵庫本体に貼付された二次元コードを読み取るだけで、従業員が欲しい商品のリクエストを簡単に送信できる仕組みが整っています。専用アプリのダウンロードなどは不要で、スマホひとつで直感的に利用可能。「もっとこの商品を置いてほしい」「新しい味を試してみたい」といった声を現場から直接拾い上げることができるため、企業側がヒアリングを行わずともニーズに即した商品ラインナップに自然と進化していきます。従業員参加型のサービスとしても好評です。
補充・メンテナンスまで全ておまかせ
『スマートマルシェ』は、商品の補充や在庫管理、さらには冷蔵庫のメンテナンスに至るまで、すべてを運営側が一括対応してくれます。企業の総務・人事担当者が手間をかける必要がなく、常に整った状態で商品を提供できる点が大きな魅力です。在庫状況は遠隔でモニタリングされ、適切なタイミングで自動的に補充が行われるため、売り切れや食品ロスのリスクも最小限に抑えられます。衛生面や補充の手間に不安を感じる企業でも、安心して運用を任せられる仕組みです。
スマートマルシェのデメリット・注意点
利用人数による導入制限がある
『スマートマルシェ』は、企業の規模や従業員数によっては導入できない場合があります。設置には「利用者数100名以上」を推奨条件としており、人数が満たない場合は導入対象外となる可能性があります。たとえば、小規模なオフィスや店舗、支店単位の導入を検討している企業にとっては、事前に利用者数の見込みを立てる必要があり、要件を満たさないと導入自体が難しくなります。導入前には利用者の実態や勤務形態(シフト制・在宅勤務など)をふまえて、十分な利用頻度が見込めるかを判断することが重要です。
スマートフォン操作に不慣れな人は抵抗を感じやすい
『スマートマルシェ』は、ICカードまたは二次元コード読み取りによるスマートフォンでの購入操作が前提となるサービスです。そのため、スマホに不慣れな高齢者やITリテラシーが高くない従業員が多い職場では、利用のハードルを感じるケースがあります。特に初回利用時にはアプリ操作や決済方法、商品選択などに不安を感じ、敬遠されてしまう可能性も考えられます。もちろん、一度操作に慣れてしまえばスムーズに活用できる設計にはなっていますが、導入初期には社内周知や操作説明を丁寧に行うなどのフォロー体制を整えることが、全従業員に公平な福利厚生として機能させるためには重要です。
商品ラインナップによっては栄養バランスが偏る
『スマートマルシェ』では、おにぎり・サンドイッチ・スイーツ・ドリンク類など、多様な商品が取り揃えられていますが、ユーザーの選び方次第では栄養バランスが偏ってしまう恐れがあります。とくに、菓子パンや甘いドリンク、スナック類ばかりが選ばれる場合、糖質や脂質の過剰摂取につながる可能性があります。健康経営の一環として導入する場合は、企業として栄養面に配慮した商品構成の提案や、ヘルシー系商品の推奨、社員への啓発も重要です。公式には商品リクエスト機能も提供されているため、従業員からの声をもとに健康志向の商品ラインナップを整える工夫も可能です。

執筆者 snaq.me magazine編集部
からだにやさしい無添加おやつの法人向け置き菓子サービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』が運営する、福利厚生専門よみものメディア『snaq.me magazine (スナックミーマガジン)』の編集部です。組織運営に役立つ情報をさまざまに発信していきます。
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