

従業員満足度の向上や健康経営の推進を目的に、食やドリンクに関する福利厚生を整える企業が増えています。なかでも、オフィスで手軽にお茶を楽しめる福利厚生は、外出不要で休憩時間を有効活用できること、導入コストが比較的低いことから、業種や規模を問わず、さまざまな企業で注目を集めています。
今回は、お茶を通じてウェルビーイング向上を図る『オフィスで茶の間 (株式会社TeaRoom)』を中心に、近しい特徴を持つ福利厚生サービスを紹介します。マシン不要で手軽にオフィスにお茶を導入できる『snaq.me office (スナックミーオフィス)』をはじめ、各社の特徴を見比べていきましょう。
※本記事の内容は執筆時のリサーチによるものです。閲覧いただいた時点で各サービス内容が変化している場合もございます。料金やプランなどの詳細については各サービス窓口へお問い合わせください。イメージ画像は各サービス・運営会社さまの公式サイトより。
- オフィスで茶の間とは
- おすすめの類似サービス比較表
- 体にやさしいお茶とおやつで休憩『スナックミーオフィス』
- AIが気分に合ったハーブティーを提案『Be By Tea』
- ハーブをオリジナルブレンド『HERBCARE365 OFFICE』
- 日本茶で心身の調子を整える『オフィスグリーンティー』
- 30種類以上のブレンドティーから選ぶ『office tea garden』
- オフィスで茶の間の主なメリット
- 本格的なお茶体験を手軽にオフィスへ取り入れられる
- ティーマッピングで気分に合ったお茶を選べる
- コミュニケーション活性化・出社価値の向上につながる
- オフィスで茶の間のデメリット・注意点
- お茶の利用習慣がない職場では定着に工夫が必要
- 設備・スペースの確認が事前に必要
- お茶以外の飲食ニーズには対応していない
オフィスで茶の間とは

『オフィスで茶の間 (株式会社TeaRoom)』は、東京建物株式会社・株式会社TeaRoom・secca inc.の3社が共同で開発した、お茶を通じて従業員のウェルビーイング向上と企業のウェルビーイング経営を支援するオフィス向けサービスです。ワンタッチで手軽に急須で淹れたお茶と同等の風味と香りを楽しめる業務用ドリップマシンによる「ファストティー」は、独自の抽出レシピを採用しています。また、専用のお茶キットを使って急須で本格的な一杯を淹れられる「スローティー」では、9種類のフレーバーから自分に合うお茶を選べる「ウェルビーイングティーマッピング」も用意されています。気分やコンディションに合わせてお茶を選ぶことで、日常的なセルフケアにも役立てられるサービスです。
お茶を淹れる時間や選ぶプロセスを共有することで、自然な社内コミュニケーションを促せるのも特徴の一つ。茶の湯やお茶の楽しさについて学べる「茶の湯イベント」も定期開催されているため、利用促進や出社価値の向上も期待できます。さらに、マイボトルの提供により廃棄物削減にも取り組んでおり、環境に配慮されているのも魅力。ウェルビーイング経営や健康経営に取り組む企業、社内コミュニケーション活性化を図りたい企業に向いています。
おすすめの類似サービス比較表
体にやさしいお茶とおやつで休憩『スナックミーオフィス』

【オフィスで茶の間との類似点】お茶の福利厚生サービス/オリジナル商品を取り扱っている/コミュニケーション活性化に役立つ
【オフィスで茶の間との相違点】お菓子・軽食・飲料などさまざまな商品を取り扱う/什器が茶葉やティーバッグなどの常温設置型
【こんな企業におすすめ】健康経営に取り組んでいる/社内コミュニケーションを活性化させたい/企業側の費用負担を抑えたい/おいしいドリンクで休憩の質を高めたい/食品もあわせて導入したい
『スナックミーオフィス』は、設置型社食の法人向け福利厚生サービスです。緑茶やほうじ茶、紅茶、ハーブティーなど幅広いラインナップのお茶を、個包装のティーバッグで手軽に導入できるお茶コースのほか、おやつやコーヒーなども用意されているため、自社のニーズに合わせて柔軟に組み合わせられるのが特徴です。お茶をきっかけにした休憩の質向上にとどまらず、おやつや軽食もあわせて福利厚生として充実させたい企業にも対応できます。白砂糖・マーガリン・保存料・着色料を使用しない、体にやさしい商品で、健康意識の向上にもつながります。初期費用や月額利用料、送料は無料で、商品代金のみで運用できるため、手軽に導入しやすいのも魅力です。

・詳しい情報満載のスナックミーオフィス公式サイト
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AIが気分に合ったハーブティーを提案『Be By Tea』

【オフィスで茶の間との類似点】お茶に特化した福利厚生サービス/コミュニケーション活性化に役立つ
【オフィスで茶の間との相違点】ハーブティーに特化している/什器が茶葉やティーバッグなどの常温設置型/AIがハーブの組み合わせを提案
【こんな企業におすすめ】健康経営に取り組んでいる/社内コミュニケーションを活性化させたい/メンタルヘルスケアの課題を抱えている
『Be By Tea』は、AIが自分に合ったハーブを提案してくれるオーガニックハーブティーの福利厚生サービスです。「タバコにも、コーヒーにも頼らない。新しいリセット時間をオフィスに。」というコンセプトのもと、従業員が抱えるストレスや疲労のリフレッシュをサポートすることを目指しています。従業員が自身の携帯でQRコードを読み込んで、今の気分や体調をAIに伝えると、8種類のハーブから組み合わせを提案してくれます。また、AIと対話したデータは、月次レポートとしてまとめられるため、組織全体のコンディションを可視化できるのも特徴です。1ヶ月無料でお試しができるため、ウェルネス施策や福利厚生の充実に力を入れはじめた企業におすすめです。
ハーブをオリジナルブレンド『HERBCARE365 OFFICE』

【オフィスで茶の間との類似点】お茶に特化した福利厚生サービス/オリジナル商品を取り扱っている/お茶に関するイベントを提供/コミュニケーション活性化に役立つ
【オフィスで茶の間との相違点】ハーブティーに特化している/什器が茶葉やティーバッグなどの常温設置型/テーマ別にハーブがブレンドされている
【こんな企業におすすめ】健康経営に取り組んでいる/社内コミュニケーションを活性化させたい/セルフケアへの理解を深めたい
『HERBCARE365 OFFICE』は、一般社団法人ハーブブレンドスタイル協会が手がける、法人向けハーブティーの福利厚生サービスです。「働く毎日に、ととのえるハーブティー習慣」をテーマに、心と体を整える新しいセルフケアの形を提案しています。テーマ別にブレンドされた7種類のハーブが用意されており、リラックスやリフレッシュ、リセットなど、自分のコンディションに合わせて選べるのが特徴です。オプションで専用講師によるワークショップや講座の開催もできるため、セルフケアや健康への意識を高められます。定額制で月々のコストが把握しやすく、A4サイズのスペースで手軽に導入しやすいのも魅力です。
日本茶で心身の調子を整える『オフィスグリーンティー』

【オフィスで茶の間との類似点】お茶に特化した福利厚生サービス/日本茶に特化している/オリジナル商品を取り扱っている/お茶に関するイベントを提供/コミュニケーション活性化に役立つ
【オフィスで茶の間との相違点】什器が茶葉やティーバッグなどの常温設置型/25種類のお茶から選べる
【こんな企業におすすめ】健康経営に取り組んでいる/社内コミュニケーションを活性化させたい/従業員のヘルスリテラシーを楽しく育みたい/取り扱い商品をカスタマイズしたい
『オフィスグリーンティー』は、カネカ北川製茶株式会社が提供する法人向け定額制置き茶サービスです。25種類の本格的な日本茶が用意されており、プランごとに4〜12種類のお茶が毎月オフィスに届きます。リラックス、エナジー、リフレッシュなど、計5つの分類があり、気分や体調に応じて選べるのが特徴。リーフタイプのプレミアムは、従業員の日常的なリフレッシュだけでなく、来客用のお茶としてもおすすめです。また、オプションとして、日本茶のケータリングやお茶活セミナーも提供しているため、健康意識の向上やコミュニケーション活性化も期待できます。さらに、在宅勤務者向けプランもあるため、リモートワークを取り入れている企業も利用しやすいサービスです。
30種類以上のブレンドティーから選ぶ『office tea garden』

【オフィスで茶の間との類似点】お茶に特化した福利厚生サービス/オリジナル商品を取り扱っている/コミュニケーション活性化に役立つ
【オフィスで茶の間との相違点】什器が茶葉やティーバッグなどの常温設置型/さまざまなドリンクを幅広く利用できる/30種類以上のお茶から選べる
【こんな企業におすすめ】健康経営に取り組んでいる/社内コミュニケーションを活性化させたい/さまざまなドリンクを幅広く扱いたい/取り扱い商品をカスタマイズしたい
『office tea garden』は、業務用紅茶・ハーブ卸で20年以上の実績を持つ有限会社葉楽が展開する法人向けお茶サービスです。「オフィスワーカーの心身を整える」をコンセプトに、全国の人気カフェ・レストランのティー開発を手がけてきたブレンダーが手がけるオリジナルブレンドを30種類以上取り揃えています。紅茶・ハーブティー・緑茶・烏龍茶など多様なカテゴリを網羅しており、ノンカフェインのブレンドも豊富なため、カフェインが気になる従業員や夕方以降の利用にも適しています。リカバリーやリフレッシュ、ビューティーなど、体調に合わせて選べるよう、茶葉ごとにテーマが設定されているため、お茶に詳しくなくても選びやすいのも特徴です。
オフィスで茶の間の主なメリット
本格的なお茶体験を手軽にオフィスへ取り入れられる
業務用ドリップマシンを活用した独自の抽出レシピにより、ワンタッチで急須で淹れたお茶と同等の風味と香りが楽しめる「ファストティー」と、専用のお茶キットを使って急須で一杯を丁寧に淹れる「スローティー」の2つの形式が用意されています。ファストティーは忙しい時間でも手軽にお茶を楽しめる一方、スローティーはお茶を淹れる時間そのものをゆとりある休憩に変えられます。自社で設備や茶器の準備をすることなく、お茶文化を取り入れられる点が魅力です。
ティーマッピングで気分に合ったお茶を選べる
スローティーでは、9種類のフレーバーから自分に合うお茶を選べる「ウェルビーイングティーマッピング」が用意されています。そのときの気分やコンディションに合わせたお茶選びを通じて、日常的なセルフケアの習慣づくりをサポートできます。単にドリンクを提供するだけでなく、従業員が自分の体調と向き合うきっかけになる仕掛けが組み込まれており、健康経営やウェルビーイング経営の具体的な体験価値として活用しやすいのが強みです。
コミュニケーション活性化・出社価値の向上につながる
お茶を淹れる時間や種類を選ぶプロセスを共有することで、自然な社内コミュニケーションを促せます。さらに、茶の湯やお茶の楽しさについて学べる「茶の湯イベント」も定期開催されており、お茶を軸にした体験の場をオフィスにつくることができます。テレワーク普及後に出社価値が問われるようになった昨今、こうした体験型の取り組みは出社意欲の向上にもつながりやすく、ワーカー同士の交流を生む「茶の間」的な場づくりも期待できます。
オフィスで茶の間のデメリット・注意点
お茶の利用習慣がない職場では定着に工夫が必要
『オフィスで茶の間』は、お茶を淹れる体験そのものに価値を置くサービス特性があるため、普段からコーヒーや缶飲料に慣れている従業員が多い職場では、積極的に利用されない、または継続利用につながらないケースが考えられます。サービスの魅力を活かすには、ファストティー・スローティーの使い方を周知したり、茶の湯イベントを活用して利用のきっかけをつくるなど、導入後の定着に向けた働きかけが重要です。
設備・スペースの確認が事前に必要
ファストティーには業務用ドリップマシンを使用するため、設置スペースや電源の確保が必要です。また、スローティーでは急須や茶器を使う場面もあることから、オフィスのレイアウトや給湯設備の状況によっては、導入前に設置環境を整える手間が生じる可能性があります。スペースに余裕がない小規模オフィスや、共用設備が限られているオフィスでは、導入前に条件を確認しておくことをおすすめします。
お茶以外の飲食ニーズには対応していない
『オフィスで茶の間』は、お茶に特化したサービスです。お茶文化や茶の湯体験を軸に据えたコンセプトがサービスの魅力である一方、コーヒーや軽食・おやつなどは対応範囲外となります。従業員の飲食ニーズが幅広い職場では、お茶以外のドリンクや食品を扱うサービスとの併用も選択肢のひとつです。サービスごとに役割を分けて運用している企業もあるため、自社のニーズに応じて柔軟に組み合わせを検討するとよいでしょう。

執筆者 snaq.me magazine編集部
からだにやさしい無添加おやつの法人向け置き菓子サービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』が運営する、福利厚生専門よみものメディア『snaq.me magazine (スナックミーマガジン)』の編集部です。組織運営に役立つ情報をさまざまに発信していきます。
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