
人材不足や人材の流動化が進むなかで、社員一人ひとりの成長が組織全体の生産性やエンゲージメントへ与える影響は大きくなっています。そのため、教育・研修制度の見直しを進める企業が増えており、忙しい業務の中で効率的に学習を進められるeラーニングの活用が進んでいます。とはいえ、個々の従業員に合わせた研修の設計・運用を継続していくことは簡単ではありません。
今回は、豊富な研修コンテンツからAIが研修設計をしてくれる法人向けオンライン学習サービス『manebi eラーニング』を軸に、eラーニングの福利厚生サービスを5つご紹介します。eラーニングコンテンツと社食サービスの併用により健康経営を促進できる『snaq.me office (スナックミーオフィス)』など、各社の導入メリットや学習ジャンルの違いなどを比較します。
※本記事の内容は執筆時のリサーチによるものです。閲覧いただいた時点で各サービス内容が変化している場合もございます。料金やプランなどの詳細については各サービス窓口へお問い合わせください。イメージ画像は各サービス・運営会社さまの公式サイトより。
- manebi eラーニングとは
- おすすめの類似サービス比較表
- 組織運営を強化『スナックミーオフィス』
- ライブ授業も受講できる『Schoo for Business』
- 社内研修を一元管理『AirCourse』
- 人材データを可視化『CAREERSHIP GROWTH』
- 幅広い学習ニーズに対応『GLOBIS学び放題』
- manebi eラーニングの主なメリット
- AI活用で研修設計の負担を削減できる
- 自社オリジナルの研修も構築・管理できる
- 導入から実行・評価まで、伴走支援が受けられる
- manebi eラーニングのデメリット・注意点
- 導入初期は設計に時間がかかることも
- 操作に慣れるまでのサポートが必要
- 定着率や導入による効果を継続的に測定する
manebi eラーニングとは

『manebi eラーニング』は、人材開発の課題を伴走支援するサービスである『manebi』の法人向けeラーニングです。集合研修やナレッジ共有の支援も合わせて行っているため、社内の育成課題に合わせてアプローチできます。ビジネススキルやコンプライアンス、階層別研修など、さまざまな研修ニーズに対応できる6,300以上の教材が用意されているうえ、自社教材のアップロードなどオリジナル研修の管理も可能です。
さらに、LMS(学習管理システム)に搭載されているAIが、研修ジャンルや時間を指定すると最適な研修プログラムを構築してくれます。研修を設計する時間やコストが削減できるだけでなく、教育の質の向上も期待できます。また、研修導入から実行、評価まで手厚くサポートしてもらえるため、研修の形骸化を防ぎ、効果の見える化や研修の定着を促進する仕組みづくりまで実現できます。
おすすめの類似サービス比較表
組織運営を強化『スナックミーオフィス』

【manebi eラーニングとの類似点】導入・運用サポートがある/目的別に選べる
【manebi eラーニングとの相違点】初期費用がかからない/月額利用料がかからない/掲示コンテンツの提供がある/少人数拠点でも利用できる
【こんな企業におすすめ】企業側の負担を減らしたい/費用を抑えたい/健康経営を推進したい
置き菓子やドリンク、お惣菜などの社食サービスの福利厚生を提供している『snaq.me office (スナックミーオフィス)』では、eラーニングコンテンツが用意されています。組織づくりをテーマに、従業員エンゲージメント向上や離職防止、コミュニケーション活性化などの組織運営に役立つコンテンツを配信しています。さらに、従業員に食生活改善やヘルスリテラシーの向上を呼びかける社内掲示用ポスターや資料もダウンロードできるため、人事・総務担当者の業務を削減できます。置き食サービスの費用のみでeラーニングを見放題という仕組みなので、健康経営や組織づくりに力を入れたい企業にもおすすめです。

・詳しい情報満載のスナックミーオフィス公式サイト
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ライブ授業も受講できる『Schoo for Business』

【manebi eラーニングとの類似点】導入・運用サポートがある/膨大な講座から選択できる/企業側で学習進捗を管理できる/集合研修のサービスもある
【manebi eラーニングとの相違点】ライブ講義が受けられる/自社コンテンツの配信はできない
【こんな企業におすすめ】満遍なく知識を得たい/管理機能を利用したい/eラーニング以外のサービスも同時導入したい
『Schoo for Business』は、録画授業と双方向ライブ講義を組み合わせた法人向けオンライン学習サービスです。基本的なビジネススキルの講義をはじめ、階層別・職種別のコンテンツやリーダーシップ、ハラスメント防止、AI研修など、さまざまなカテゴリが網羅されており、配信講義数は9,000本以上と国内最大級の規模を誇ります。ライブ配信授業では、チャットを利用して講師や受講者と意見交換ができるうえ、アーカイブ配信では質問やコメントを確認しながら学習を進められるため、一人では広がりづらい多角的な視点での知識を身につけられます。
【詳しくはこちら】Schoo for Businessとは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
社内研修を一元管理『AirCourse』

【manebi eラーニングとの類似点】導入・運用サポートがある/膨大な講座から選択できる/企業側で学習進捗を管理できる/自社コンテンツを配信できる
【manebi eラーニングとの相違点】初期費用がかからない/お試し受講ができる
【こんな企業におすすめ】満遍なく知識を得たい/管理機能を利用したい/自社専用コンテンツを活用したい
『AirCourse (エアコース)』は、KIYOラーニング株式会社が提供するeラーニングの福利厚生サービスです。2種類の有料プランとお試し無料プランが用意されており、動画研修が受講できる有料プランでは、1,000コース、6,000本以上の動画教材を無制限で閲覧できます。階層別研修やITスキル、コンプライアンスなど幅広いテーマが網羅されています。また、自社でオリジナルの学習コースを作成できるため、社内外の研修を組み合わせて提供・一元管理が可能です。教育プログラムの作成やナレッジ共有、学習管理など、企業研修に必要な機能が用意されているため、管理者の業務負担も削減できます。
【詳しくはこちら】AirCourseとは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
人材データを可視化『CAREERSHIP GROWTH』

【manebi eラーニングとの類似点】膨大な講座から選択できる/企業側で学習進捗を管理できる/自社コンテンツを配信できる
【manebi eラーニングとの相違点】初期費用がかからない/トライアル期間がある
【こんな企業におすすめ】満遍なく知識を得たい/管理機能を利用したい/自社専用コンテンツを活用したい/人事業務の負担を減らしたい
『CAREERSHIP GROWTH』は、株式会社ライトワークスがもつeラーニングシステムとコンテンツを掛け合わせて生まれた法人向けのオンライン学習サービスです。1,000名以下の中小企業に限定してリーズナブルな価格でサービスを提供しています。マインド関連やITリテラシー、階層別スキル開発など、300タイトル、1000本以上のコンテンツがあります。オンライン・対面研修の受講履歴や保有資格などの一元管理が可能なため、人材育成・活用に生かせるデータを蓄積でき、研修管理や引き継ぎの負担を削減できます。
幅広い学習ニーズに対応『GLOBIS学び放題』

【manebi eラーニングとの類似点】導入・運用サポートがある/膨大な講座から選択できる/企業側で学習進捗を管理できる/自社コンテンツを配信できる/集合研修のサービスもある
【manebi eラーニングとの相違点】初期費用がかからない/トライアル期間がある
【こんな企業におすすめ】満遍なく知識を得たい/管理機能を利用したい/自社専用コンテンツを活用したい
MBAプログラムで知られるグロービスグループが提供するeラーニングサービスです。MBA基礎をはじめ、経営戦略やファイナンス、リーダーシップなど、ビジネスに必要な幅広いテーマから学べるため、若手から管理職までさまざまな学習ニーズに対応しています。さらに、ITパスポートや簿記、ファイナンシャルプランナーといった資格取得のサポートも可能です。また、企業側で学習状況の管理ができるほか、自社コンテンツのアップロード機能や人材要件に応じて最適なコースをAIがレコメンドしてくれる機能があるなど、社内研修の管理・設計にかかる負担を軽減できます。
manebi eラーニングの主なメリット
AI活用で研修設計の負担を削減できる
通常、研修の企画にはテーマの選定からコンテンツの整理、スケジューリングなど、多くの工数が発生します。『manebi eラーニング』は、研修のテーマや時間などの条件を入力するだけで、AIが適切なカリキュラムを自動生成してくれます。そのため、人事や研修担当者の業務負担が軽減されるだけでなく、研修の準備にかかるコストも抑えられます。さらに、AIにより最適化された学習カリキュラムを受講できるため、従業員にとっても、忙しい中でも「やるべき学び」を無理なく取り組めるのは、大きな魅力です。
自社オリジナルの研修も構築・管理できる
『manebi eラーニング』では、用意されたコンテンツに加えて、自社で作成したオリジナルの教材を登録・管理できます。たとえば、業務マニュアルや社内ルール、新人向けオンボーディング資料など、独自の研修資料も一元管理が可能です。社外研修では対応しきれない自社固有のナレッジや文化を学びの中に取り入れることで、より実務に即した研修を提供できます。また、部署や役職に合わせて研修内容をカスタマイズできるため、汎用的なeラーニングでは難しかった「自社ならではの研修」が可能になり、より効果的な育成体制を構築できます。
導入から実行・評価まで、伴走支援が受けられる
『manebi eラーニング』は、サービス運用前から研修後の効果測定に至るまで、幅広いサポート体制が整っています。たとえば、研修開始に向けては、機能説明や研修目的のヒアリングを含むオンボーディングミーティングを実施。初めてeラーニングを導入する企業でも、スムーズにスタートを切れるよう丁寧にフォローしてくれます。さらに、研修カリキュラムの設計支援や年間教育計画の作成、研修後の評価方法に関する相談まで、教育全体の流れを一緒に組み立ててくれる点も心強いポイント。支援実績の豊富なサポートチームが継続的に伴走してくれることで、「効果が見える」研修運用が実現できます。
manebi eラーニングのデメリット・注意点
導入初期は設計に時間がかかることも
『manebi eラーニング』は、豊富なコンテンツとオリジナル教材の活用により、柔軟な研修設計ができる一方で、自社に合った運用スタイルを構築するためには、導入初期に一定の準備期間が必要です。AIによる学習カリキュラムの提案は便利な機能ですが、誰に、どのような目的で研修を行うのかといった根本の育成方針は企業側で行う必要があります。また、自社教材を研修に組み込む場合には、その準備や整理にも時間を要することがあります。研修の効果を最大化させるためにも、初期段階でしっかり人材育成の方向性を固めておくことが重要です。
操作に慣れるまでのサポートが必要
学習コースの作成やオリジナル教材のアップロード、オリジナル教材作成AIなど、多機能なLMSは柔軟性が高く、便利な反面、研修担当者が使いこなせなければ、本来の機能を活かしきれないケースも。また、ITリテラシーにばらつきがある組織の場合は、従業員が操作に戸惑い、利用が進まない悪循環が発生する可能性もあります。導入の際には、事前の操作説明や社内ヘルプ体制を整備しておくことが重要です。なお、『manebi eラーニング』は、操作方法のサポートをしてもらえるため、伴走支援も提供されています。研修担当者はもちろん、操作に不安を感じる従業員がいる場合には、支援担当者に相談してみることをおすすめします。
定着率や導入による効果を継続的に測定する
『manebi eラーニング』には、効果的な研修をサポートする仕組みが整っていますが、ただ導入しただけで学習が定着するわけではありません。また、学習が進んでいたとしても、学んだ知識が実務に活かされていなければ、サービスの運用費がムダになってしまいます。そのため、導入後には、学習を定着させるための企業からの働きかけと、効果測定の仕組みが不可欠です。たとえば、受講率や完了率だけで判断するのではなく、「研修によって現場でどんな行動変容が起きたか」「学んだことが仕事にどう生かされているか」などを定期的に確認し、社内ヒアリングやアンケートを通じて定性的な評価もあわせて行うとよいでしょう。

執筆者 snaq.me magazine編集部
からだにやさしい無添加おやつの法人向け置き菓子サービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』が運営する、福利厚生専門よみものメディア『snaq.me magazine (スナックミーマガジン)』の編集部です。組織運営に役立つ情報をさまざまに発信していきます。
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