

企業の成長や安定的な運営のために、職場環境や従業員の心理状態を適切に把握することが重要です。しかし、リモートワークの普及や働き方の多様化が進んだことで、従業員の状態を把握する難易度が高まっています。そこで注目されているのが「サーベイ」の導入です。サーベイとは、従業員の意識や健康状態、エンゲージメントの状況を可視化するために行われる調査のことです。サーベイを活用することで、離職リスクやメンタル不調の兆候を早期に発見し、適切なフォローが行えるようになります。
本記事では、実名形式でサーベイで適切にケアができる『ミキワメウェルビーイングサーベイ』を中心に、そのメリットや他サービスとの違いを詳しく解説します。人事総務担当者としてどのようにサーベイを活用すれば効果的なのか、具体的なポイントを探っていきます。
※本記事の内容は執筆時のリサーチによるものです。閲覧いただいた時点で各サービス内容が変化している場合もございます。料金やプランなどの詳細については各サービス窓口へお問い合わせください。イメージ画像は各サービス・運営会社さまの公式サイトより。
- ミキワメウェルビーイングサーベイとは
- おすすめの類似サービス比較表
- 組織改善をデータでサポート『Wevox』
- 従業員体験重視の分析『HRBrain 組織診断サーベイ』
- 毎月3問で組織の状況を見える化『Geppo』
- 人材情報を一元管理『カオナビ』
- 診断と変革で組織を改善『モチベーションクラウド』
- ミキワメウェルビーイングサーベイの主なメリット
- 実名性のため不調の早期発見と的確なフォローが可能
- AIの個別アドバイスによる対話の質向上
- 手軽で高精度なサーベイを定期的に実施
- ミキワメウェルビーイングサーベイのデメリット・注意点
- 匿名ではないことによる忌避感への配慮が必要
- 設問内容を企業側で設定できない
- 総合的な組織分析を行うには機能が限定的
ミキワメウェルビーイングサーベイとは

『ミキワメウェルビーイングサーベイ』は、従業員の心理状態を可視化して、離職や休職のリスクを低減することを目的とした法人向け調査サービスで、株式会社リーディングマークが提供しています。最大の特徴は、実名形式で回答を収集する点です。「誰が」「どのような状態にあるか」を的確に把握できるため、必要なケアを迅速に行うことができます。
また、AIによる性格特性をふまえた分析も特徴の一つです。従業員の性格をもとに、心理状態を判断し、どのようなケアが最適かアドバイスをもらえます。管理者は従業員ごとに適切な対話を行うことができ、コミュニケーションの質の向上と、信頼関係の構築につながります。さらに月に1回、3分程度で完了する定期的な調査を実施できるため、従業員の負担が少なく、継続的なモニタリングを実現できます。『ミキワメウェルビーイングサーベイ』の活用により、離職・休職リスクのあるメンバーのケアや従業員のウェルビーイング実現をサポートすることで、離職率の低下やエンゲージメント向上が期待できます。
おすすめの類似サービス比較表
組織改善をデータでサポート『Wevox』

【ミキワメウェルビーイングサーベイとの類似点】高頻度サーベイが可能/エンゲージメントの可視化が可能/定量データに基づく課題発見/迅速なフィードバックを提供
【ミキワメウェルビーイングサーベイとの相違点】匿名・実名形式で収集可能/組織全体のエンゲージメントを重視/他社比較が可能なベンチマーク機能あり/組織全体の調査と個人調査が両立
【こんな企業におすすめ】従業員の率直な意見を収集したい/組織全体のエンゲージメントを改善したい/データに基づく人事施策を行いたい/他社比較をもとに課題を特定したい
『Wevox (ウィボックス)』は、株式会社アトラエが運営する組織力向上のためのプラットフォームで、エンゲージメント向上に必要なデータを収集するためのサーベイを提供しています。。匿名サーベイと実名サーベイの両方を選択でき、サーベイの結果から組織の状態や特徴を可視化します。リアルタイムで結果の確認ができる上、組織・個人単位での詳細な分析機能も搭載されています。分析から抽出された課題に対する改善施策のサポート体制も充実しています。
従業員体験重視の分析『HRBrain 組織診断サーベイ』

【ミキワメウェルビーイングサーベイとの類似点】エンゲージメントの可視化が可能/離職率防止を目的とした調査設計/定量データに基づく課題発見/フォローアップ支援機能を備える
【ミキワメウェルビーイングサーベイとの相違点】匿名、実名形式で収集可能/他社比較ベンチマークが可能/自由設問の追加が可能/タレントマネジメントシステムと連携
【こんな企業におすすめ】人事データを一元管理したい/他社比較をもとに課題を特定したい/自社のバリューや理念浸透を測りたい/大規模な組織で全体の傾向を把握したい
『HRBrain 組織診断サーベイ』は、エンゲージメント向上のためのEX(従業員体験)の可視化を目的とした調査サービスです。EXを重視した設問設計で、従業員の期待と実感のギャップから組織の課題を特定していきます。人事データとの連携により様々な角度から分析ができ、高解像度の課題を発見できることも特徴です。人事のプロが組織改善のパートナーとして、課題発見から施策実行まで一貫してサポートしてくれるため、継続的な組織改善や離職率の低下が期待できます。
毎月3問で組織の状況を見える化『Geppo』

【ミキワメウェルビーイングサーベイとの類似点】高頻度サーベイが可能/離職防止を目的とした調査設計が可能/定期的な従業員コンディションの把握が可能/手軽な設問設計と短時間で回答が可能
【ミキワメウェルビーイングサーベイとの相違点】eNPS(従業員ネットプロモータースコア)を測定/アラート機能による早期発見/組織全体の調査と個人調査が両立
【こんな企業におすすめ】離職やメンタル不調の早期発見を目指したい/従業員の率直な意見を手軽に収集したい
小規模な運用コストで導入したい/高頻度のサーベイでタイムリーな対応をしたい
『Geppo (ゲッポウ)』は、株式会社リクルートと株式会社サイバーエージェントの共同開発によって生まれたサービスで、各社の人材活用ノウハウが詰まった調査ツールです。個人サーベイと組織サーベイを組み合わせて、従業員のコンディションやエンゲージメントを可視化することが目的です。サーベイは、仕事満足度、人間関係、健康に関する選び抜かれた3問のみで、従業員の負担が少なく、心理状態を把握できます。異常が見られた場合にはアラート機能で即時通知されるため、迅速な対応が可能です。
人材情報を一元管理『カオナビ』

【ミキワメウェルビーイングサーベイとの類似点】定期的な従業員コンディションの把握が可能/定量データに基づく課題発見
【ミキワメウェルビーイングサーベイとの相違点】タレントマネジメントシステムと統合管理が可能/設問内容の自由設計が可能/ストレスチェックやES調査も一元管理が可能/マクロ視点での分析が可能
【こんな企業におすすめ】タレントマネジメントを包括的に活用したい/自社の課題に合わせた設問設計をした/人事データを一元管理したい/大規模な組織で複雑な分析を行いたい
『カオナビ』は、人材情報を一元管理できるタレントマネジメントシステムです。オプション機能の一つにパルスサーベイがあり、定期的なアンケートによる従業員のコンディションの把握と組織状態のデータ化が可能となります。さらに設問の自由設計やストレスチェック、ES調査の一元管理にも対応しています。分析ダッシュボードを通じたデータドリブンなアプローチで組織改善を効果的に進められる点も魅力です。
【詳しくはこちら】カオナビ (kaonavi)とは?料金や評判、代替・類似サービス比較5選を解説
診断と変革で組織を改善『モチベーションクラウド』

【ミキワメウェルビーイングサーベイとの類似点】エンゲージメント向上を目的としたサーベイ/定期的な従業員コンディションの把握が可能/離職防止を目的とした調査設計が可能/フォローアップ支援機能あり
【ミキワメウェルビーイングサーベイとの相違点】専門コンサルタントによる改善支援あり/匿名性を重視した調査設計が可能/360度評価や社内ポータル機能あり
【こんな企業におすすめ】エンゲージメント向上を経営戦略に組み込みたい/コンサルタントの伴走支援で課題を解決したい/従業員の期待度と満足度を可視化したい/組織文化や従業員意識の変革を目指したい
『モチベーションクラウド』は、従業員のエンゲージメントを科学的に向上させることを目指すクラウドサービスです。サービスの機能として、組織状態の可視化と組織改善を行うエンゲージメントサーベイがあります。調査結果から国内最大級のデータベースで他社比較を行い、「期待度」と「満足度」の2軸で課題を明確にすることが特徴です。専門コンサルタントが改善施策の実行や進捗把握をサポートしてくれるため、職場環境の改善とエンゲージメント向上が期待できます。
ミキワメウェルビーイングサーベイの主なメリット
実名性のため不調の早期発見と的確なフォローが可能
『ミキワメウェルビーイングサーベイ』は、実名形式で回答を収集する点が特徴的です。従業員一人ひとりの状態を具体的に把握できるため、心理的な不調を早期に発見することが可能です。匿名性のサーベイでは個人の特定が難しく、フォローアップが後手に回ることも少なくありません。しかし、ミキワメウェルビーイングサーベイでは問題を抱える従業員をピンポイントで特定し、管理者やマネージャーが迅速に対応できる環境が整っています。結果として、離職や長期休職のリスクを未然に防ぐことが期待されます。
AIの個別アドバイスによる対話の質向上
AIが提供する従業員別のアドバイスも、『ミキワメウェルビーイングサーベイ』の特徴の一つです。回答者の性格特性をもとに、AIが適切な声かけやフォローの仕方を提示してくれます。これにより管理者は一律な対応ではなく、個別に最適なコミュニケーションをとることが可能になります。従業員との対話の質が向上することで信頼関係も深まり、エンゲージメントと従業員の働きやすさの改善、さらには生産性の向上も見込めるでしょう。
手軽で高精度なサーベイを定期的に実施
半年から1年ごとに行う調査では、従業員の不調のサインを見逃してしまい、手遅れになってしまう恐れがあります。『ミキワメウェルビーイングサーベイ』では、年に1度の性格検査と月に1度のサーベイを行っています。従業員ごとの性格に基づいて質問項目を絞っているため、わずか3分程度で、高精度なサーベイを実施できます。従業員は手軽に回答ができる上、管理者は従業員の心理状態の変化を迅速にキャッチして、タイムリーに対応することが可能です。
ミキワメウェルビーイングサーベイのデメリット・注意点
匿名ではないことによる忌避感への配慮が必要
『ミキワメウェルビーイングサーベイ』の特徴である実名形式の回答は個別フォローがしやすい一方で、従業員の一部には忌避感を与える可能性があります。特にネガティブな意見や個人的な悩みについては、実名での回答をためらう場合も少なくありません。結果として真の課題が表面化しづらくなり、データの正確性が損なわれるリスクもあります。導入時には従業員への十分な説明と信頼関係の構築が求められます。
設問内容を企業側で設定できない
『ミキワメウェルビーイングサーベイ』は、科学的アルゴリズムに基づいた質問設計が特徴です。一人ひとりに合わせた調査ができる一方で、基本的に企業側での設問変更や追加ができません。企業ごとの特定課題に対する掘り下げは難しいため、従業員の独自課題への質問を設けたい場合には、他の調査手法を併用することをおすすめします。質問項目の柔軟なカスタマイズを希望する場合には注意が必要です。
総合的な組織分析を行うには機能が限定的
個人の心理状態やメンタルヘルスの把握に特化しているため、組織全体の風土改善や部署ごとの詳細な比較分析など、マクロ視点でのデータ活用には限界があります。他社サービスのように業界ベンチマークや複数部署間での比較を行う機能は備わっていません。そのため、企業全体のエンゲージメント向上を目指す場合には、他のツールとの併用が求められるでしょう。

執筆者 snaq.me magazine編集部
からだにやさしい無添加おやつの法人向け置き菓子サービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』が運営する、福利厚生専門よみものメディア『snaq.me magazine (スナックミーマガジン)』の編集部です。組織運営に役立つ情報をさまざまに発信していきます。
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