
コロナ禍をきっかけに勤務体系の固定概念がなくなり、出社・在宅を自由に選択できるハイブリッドワークや、リモートワークを活用した地方移住などの多様な働き方が広がり始めました。それに伴って職場環境や社会全体も大きく変化し、従業員のメンタルヘルスや組織づくりに新たな課題を感じる企業も増えているのではないでしょうか。
今回は、自然に囲まれたセカンドハウスを保養所やワーケーションスポットとして利用できる、宿泊型の法人向け福利厚生サービス『SANU 2nd Home for Business』を軸に、リフレッシュと柔軟なワークスタイルを支援する類似サービスを各種紹介します。従来の社員旅行や保養施設とは異なる、革新的なサービスとしてぜひご参照ください。
※本記事の内容は執筆時のリサーチによるものです。閲覧いただいた時点で各サービス内容が変化している場合もございます。料金やプランなどの詳細については各サービス窓口へお問い合わせください。イメージ画像は各サービス・運営会社さまの公式サイトより。
- SANU 2nd Home for Businessとは
- おすすめの類似サービス比較表
- 国内リゾートホテルで上質な体験を『リゾートワークス』
- 定額で始める多拠点生活『ADDress』
- 仕事もグランピングも叶う『OUTWORK』
- 廃校を活用した1日1組限定のキャンプ場『CAMPiece』
- キャンプギアを活用『snow peak キャンピングオフィス』
- SANU 2nd Home for Businessの主なメリット
- 柔軟な働き方推進による生産性・創造性の向上
- 企業の社会的ブランドイメージの向上
- チームワークの構築・組織団結力向上
- SANU 2nd Home for Businessのデメリット・注意点
- 企業側が負担する月額費用に要注意
- ワーケーション目的の場合はセキュリティに注意
- 福利厚生としての平等性・公平性を担保する
- 利用強制はストレスにつながることも
SANU 2nd Home for Businessとは

『SANU 2nd Home for Business』は、人と自然の共生をまなざしたライフスタイルブランドを運営する、株式会社Sanuの法人向け保養所サービスです。SANUが日本全国に展開するオリジナル宿泊施設を月額制のサブスクリプション形式で利用でき、従業員はプライベートのリフレッシュレジャー目的で宿泊したり、旅行と業務を兼ねたワーケーションスポットとして滞在したりと、自然豊かな環境を思い思いに活用することが可能です。
かつてのように保養施設を社で所有する形態に比べ、維持にかかる負担を大きく低減できるのが企業にとっては嬉しいポイント。日本各地の海・山・湖など美しい自然や、サスティナブルな建築・空間デザインに触れられることで、業務にも活きる刺激が得られます。プライベートの家族旅行などにも活用することでウェルビーイング向上が期待できるほか、ワーケーション・社員研修・合宿などの滞在先にすれば、クリエイティブなアイデア創出が叶う環境で社員同士の交流を深めることもできます。また宿泊施設周辺で使える優待サービスも用意されており、地域の経済活性化にも寄与しています。
おすすめの類似サービス比較表
サブスク形式で会社・従業員の別荘を持てる『SANU 2nd Home for Business』ですが、ホテルステイやグランピングを福利厚生として気軽に取り入れられる、近しい仕組みの法人向けサービスが他にも数多く存在しています。『SANU 2nd Home for Business』との類似点・相違点を踏まえながらご紹介します。
国内リゾートホテルで上質な体験を『リゾートワークス』

【SANUとの類似点】全国に施設がある/ワーケーションを推進
【SANUとの相違点】ホテルステイができる
【こんな企業におすすめ】従業員満足度を向上したい/おしゃれな施設に泊まりたい
『Resort Worx (リゾートワークス)』とは、全国300か所以上の提携一流ホテルを格安で利用できる法人向けサービスです。現代のニューノーマルな働き方として「リゾートワーク」を提唱し、出張・合宿・バケーションなど幅広いシーンにおける新たな豊かさの創出をねらいとしています。業務に活用すれば宿泊費を抑えることもでき、経費管理と福利厚生を同時に強化できるため、企業にとっても非常にメリットが大きいサービスです。
定額で始める多拠点生活『ADDress』

【SANUとの類似点】全国に施設がある/定額制/ワーケーションを推進
【SANUとの相違点】地域に密着した古民家に泊まれる
【こんな企業におすすめ】多様な働き方を推進したい/従業員満足度を向上したい
『ADDress』とは、サブスクリプション型の多拠点居住シェアサービスです。全国各地にある提携住宅を定額で利用でき、特に古民家のリノベーション住宅が多く用意されています。地域の住民と交流しながら移住気分で自由なライフスタイルを楽しめるほか、どの家もWi-Fiが完備されているのでもちろんテレワークも捗ります。福利厚生として導入すればワーケーションで従業員のリフレッシュを促進し、生産性向上にもつながります。
仕事もグランピングも叶う『OUTWORK』

【SANUとの類似点】グランピングやキャンプができる/食事込みのプランがある/ワーケーションを推進
【SANUとの相違点】定額制ではない
【こんな企業におすすめ】組織力を高めたい/従業員満足度を向上したい/アクティビティを楽しみたい
『OUTWORK』とは、大和ハウスグループが運営するアウトドアワーキングスペースです。茨城県笠間市と千葉県木更津市の2拠点があり、大自然の中でリフレッシュしながら働ける環境が整っています。Wi-Fiや大型モニターも完備されており、ワークスポットとしての設備がしっかり充実。社員旅行や勉強会合宿などのチームビルディングにも最適な施設です。自然の中で過ごすことでリラックスしながらチームの絆を深めることができます。
廃校を活用した1日1組限定のキャンプ場『CAMPiece』

【SANUとの類似点】グランピングやキャンプができる/食事込みのプランがある
【SANUとの相違点】定額制ではない
【こんな企業におすすめ】組織力を高めたい/従業員満足度を向上したい/アクティビティを楽しみたい/イベントプロデュースをしてほしい
『CAMPiece (キャンピース)』とは、神奈川・千葉・茨城に展開する廃校などをリノベーションした4拠点のキャンプ場です。法人向けには「アウトドア研修」などの独自プランがあり、新人研究・周年行事・ワークショップ・キックオフなどさまざまなシーンで従業員の結束を深めるのに最適。自然に囲まれたキャンプ場での共同作業を通じて、社員同士のコミュニケーションを促進し、チームの絆を強化できるでしょう。
キャンプギアを活用『snow peak キャンピングオフィス』

【SANUとの類似点】グランピングやキャンプができる
【SANUとの相違点】定額制ではない/宿泊型ではない
【こんな企業におすすめ】組織力を高めたい/従業員満足度を向上したい/イベントプロデュースをしてほしい
『snow peak キャンピングオフィス』とは、アウトドア製品を手掛けるスノーピーク社による、アウトドア環境とキャンプギアを活用したサービスです。自然の中で行うアウトドア研修のほか、キャンプギアを活用した解放感と遊び心のある社内インテリアコーディネートなどを提供しています。オフィスの一角にアウトドア要素を取り入れることで、社員同士のコミュニケーションが活性化し、創造性やモチベーションの向上が期待できます。
SANU 2nd Home for Businessの主なメリット
柔軟な働き方推進による生産性・創造性の向上
ワーケーション用途においては、都市部にある普段のオフィスを離れた解放感のある空間で作業を行うことで、従業員のストレス軽減によるリラックス効果が得られます。行き詰まりやすい業務であっても環境が変わることで集中力が高まり、生産性の向上に結びつくでしょう。自然の中でリフレッシュすることで自由なアイデアが生まれたり、休暇の質向上による日常的な業務パフォーマンス改善も期待できます。
企業の社会的ブランドイメージの向上
『SANU 2nd Home for Business』のサービス内容には先進的かつユニークな点も多く、福利厚生として導入していること自体が企業の社会的イメージ向上に寄与します。従業員のウェルビーイング(心身が社会的にも満たされた状態であること)を企業が重視し、働きやすい環境づくりに熱心であるというアピールにもつながり、トレンドに敏感な若手層の求職者や、優秀な人材の採用有利化・定着率向上・離職防止が期待できます。
チームワークの構築・組織団結力向上
合宿や研修目的で使用する場合は、普段のオフィスを離れてアクティビティや寝食を共にすることで、従業員同士の信頼関係を深めるチャンスを得られます。洗練された宿泊施設や豊かな自然への感動を分かち合い、共通した経験を積むことで、組織全体の団結力向上にも寄与。より協力的で生産的な職場作りにつながります。もちろん同期や近しいチームメンバーなど、少人数単位で休日に行うレジャーにも気軽に利用可能です。
SANU 2nd Home for Businessのデメリット・注意点
企業側が負担する月額費用に要注意
従業員自身の費用負担額が非常に安価(1万円以内ほど)なのは大きな魅力ですが、その一方、年間宿泊数(30泊/60泊/90泊)によって法人側に発生する月額費用が大きく変動する仕組みになっているため、導入にあたっては利用頻度の細かい試算が必須です。どの程度の頻度で利用するか、事前に従業員に協力を仰ぎシミュレーション・ヒアリングを行いましょう。そのうえで費用対効果を見極めることが大切です。
ワーケーション目的の場合はセキュリティに注意
SANUの宿泊施設を活用して合宿・研修・ワーケーションなどを実施する場合は、情報セキュリティのリスクについて留意が必要です。社が保有する施設や、コワーキングスペースとしての利用に特化した環境ではないため、データの保護や通信の安全性確保、情報漏洩防止などについては事前に入念な対策を練りましょう。その懸念がなかなか解消できない企業においては、宿泊はバケーション目的に限定し、業務環境としては活用しないルールを定めるといった工夫が求められます。
福利厚生としての平等性・公平性を担保する
プライベートの旅行の質を高められる独自のメリットがありますが、従業員のライフスタイルや志向によって、個々の利用頻度に大きな差が生まれます。子育てや介護が理由で利用したくてもできない社員もいれば、そもそも旅行への関心が薄い社員もいることでしょう。SANUのサービスだけに法定外福利厚生のラインナップを依存するのではなく、オフィスや自宅で利用できる別のサービスも同時導入するなど、公平性には気を配りましょう。
利用強制はストレスにつながることも
プライベート・ワーケーションのいずれにおいても、従業員に利用を強制するのは望ましくありません。特に後者においては、非日常空間で同僚・上司・部下と過ごすことに緊張やストレスを感じてしまうケースもあるため、事前事後にアンケートを実施するなどして社員の意見を聞くことが大切です。SANUの宿泊施設を利用した研修行事は半日ほどで済ませ、宿泊は個々人の自由に任せるといった活用方法も考えられます。

執筆者 山本瑠奈|株式会社スナックミー カスタマーサポート
百貨店デザイナーズブランド勤務やコールセンター勤務を経て、株式会社スナックミーでお客さまとのコミュニケーション窓口を担うカスタマーサポート担当。個人・法人のユーザーさまが安心してスナックミーをご利用いただけるよう、お困りごとに真摯に向き合うかたわらで、課題解決に役立つ「よくある質問」コンテンツの編集・更新や「福利厚生用語集」の作成も対応中。好きなおやつは『もっちりさつまいもバター餅』と『米粉パスタスナック』。

監修者 中川栞|株式会社スナックミー ライター・エディター
Web制作会社の管理職としてライターの指導・教育に従事したのち、株式会社スナックミーでコンテンツ制作を手掛ける、おやつライター兼エディター。安心・安全の「おやつ時間」の楽しみ方や、暮らしや職場におやつがある日々の豊かさ、福利厚生置き菓子の魅力を軸に、自社オウンドメディア『snaq.me magazine』の記事や商品パッケージのコピーライティングなどを担当。好きなおやつは『スナックミーのやさしいキャラメル』と『キングソロモンデーツ』。
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